・伊田商店街のシャッターアート
平日でも人がチラホラ、土日ともなると完全に静まり返っている福岡県田川市の伊田商店街。まるで昭和の時代にタイムスリップしてしまった……かのような雰囲気が漂っている寂しい商店街ですが、最近どうやら「シャッターアート」で注目を集めているらしい。ちなみにシャッターアートとは、こーゆーやつのことです。
真っ暗な惑星にいる少年が、空に浮かんでいるワーゲンバスを発見してバンザイしていますね。「助けて」ということなのでしょうか。少年は自分の存在にまったく気づいてもらえず「最終的には、あきらめて笑うしかない状況になった」のでしょう。ツラ過ぎます……。
・シャッターアートとは
それはさておき、とにかく閉店してしまった店舗のシャッターに絵が描いてあると、ちょっと気分が上がりますよね。地域の歴史や文化・特性などをテーマにして、連続的にシャッターアートを展開することで、ストーリー性のある面白い街並みが形成される……ということで「商店街の活性化事業」や「芸術家の表現の場」として、シャッターアートが増えているそうです。
ちなみに、上のシャッターアートは、福岡県立大学美術部が作成したそうなのですが、いつ頃に作成されたのかというと、タバコの値段に手がかりがありまして「だいたい2010年から2014年頃に作成されたものでしょう」と1人で探偵ごっこを楽しんでいたのですが……!
旗に思いっきり「平成25年」と正解が書いてありました。2013年に作成されたわけですね。5年前か~。
・インスタ映え商店街
ここまでの2作品はいずれも数年前から存在しているレトロなシャッターアートですが、ここからご紹介するのはめっちゃ最新。ここ1~2カ月で続々と誕生しているシャッターアートです。なんでも伊田商店街は「インスタ映え商店街」を目指しているらしい……マジかよ。
そこで、1枚のシャッターアートが完成するまでの過程をご覧いただきたいのですが、まずは下地を塗って~
どんどん描いていきますよ~
「雲」なのか、それとも「木」なのか……
知らない間にめっちゃ完成に近づいてるゥゥゥウウウウウウウウ~~!
で、いつの間にか完成ィィィィィイイイイイイイイイイイイイイーーーーッ!!
たしかに、インスタ映ぇぇぇぇええええええええええええええええーーー!!
というわけで、ぜひ「幸せの青い鳥」をぜひ探しに来てください。
・他の作品を一気に紹介
さてさて伊田商店街内をブラブラ歩いていると、他にも色々見つけました。これは何だろう……よく分かりませんがキレイですね。
で、こちらは香春岳……なのですが、手前の灰皿にペットボトルが捨ててあるのが気になります。ゴミは分別しましょう。
こちらは、現在、下地を塗っている最中とのこと。彼は「下地担当」だそうです。
ということで、今後も新しい作品がどんどん登場するらしいので、機会があればぜひ商店街をブラブラしてみてください!
・今回ご紹介したスポットの詳細
名称:伊田商店街
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