1964年の東京オリンピック聖火ランナーを務めた岩井さんが衝撃の告白 / 約1キロを鬼ダッシュした理由とは…

1964年の東京オリンピック聖火ランナーを務めた岩井さんが衝撃の告白 / 約1キロを鬼ダッシュした理由とは…

・あさイチ

前回の記事でお伝えした通り、本日(7月26日)放送のNHK番組『あさイチ』で、1964年の東京オリンピック聖火ランナーを務めた伊田商店街の岩井さん、伴走者の山中さんが「ヤスくんが行く聖火の道」コーナーに出演しました。ご覧になった方も多いと思いますが、今回は見逃してしまった方のために衝撃の裏話を紹介したいと思います。

・そもそも聖火リレーとは?

まず番組の内容に触れる前に「聖火リレー」についてざっくり説明しましょう。東京オリンピック開会式の約2カ月前にギリシャのオリンピアにある神殿で採火式が行われ、古代オリンピアの競技場から聖火リレーでアテネに到着。そこから専用の飛行機で11の中継地を経て沖縄に着きました。

「第18回オリンピック競技大会・公式報告書」によると、ルートはこんな感じ。

※第18回オリンピック競技大会・公式報告書より転載
で、いよいよ日本にやって来た「聖火」は、沖縄から鹿児島、宮崎を経由し、千歳(北海道)に向かいました。この鹿児島・宮崎・千歳がリレーの起点となり、国内の聖火リレーは全47都道府県を回ることを前提として、以下の4コースが決定されていたそうです。

第1コース 9月9日(水)~10月9日(金)
鹿児島 → 熊本 → 長崎 → 佐賀 → 福岡 → 山口 → 広島 → 島根 → 鳥取 → 兵庫 → 京都 → 福井 → 石川 → 富山 → 新潟 → 長野 → 山梨 → 神奈川 → 東京

第2コース 9月9日(水)~10月8日(木)
宮崎 → 大分 → 愛媛 → 高知 → 徳島 → 香川 → 岡山 → 兵庫 → 大阪 → 和歌山 → 奈良 → 京都 → 滋賀 → 三重 → 岐阜 → 愛知 → 静岡 → 神奈川 → 東京

第3コース 9月9日(水)~10月7日(水)
北海道 → 青森 → 秋田 → 山形 → 新潟 → 群馬 → 埼玉 → 東京

第4コース 9月9日(水)~10月7日(水)
北海道 → 青森 → 岩手 → 宮城 → 福島 → 栃木 → 茨城 → 千葉 → 東京

・田川市はコースに入ってなかった?

で、話は戻って、今朝の番組によると「実は田川市は聖火リレーのコースに入っていなかった」のだとか。飯塚市から直方市へ行く予定だった聖火が、なぜ田川市を通ることになったのかというと……

オリンピック前に、炭坑が閉山して活気が失われつつあった田川市に希望の灯を届けようということで、コース変更が行われたらしい。

で、当時高校3年生だったバスケ部キャプテンの岩井さんが走ることになったのは、今でいう「たがわ情報センター」から「スーパーセンタートライアル田川店」まで約1kmのコース。ちなみに同じく番組に出演した伴走者の山中さん(当時中学生)達は、岩井さんの後ろについて走る予定だったらしいのですが……

聖火を受け継いだ岩井さんが、まさかの猛ダッシュ。伴走者の中学生たちはついて行くために同じく猛ダッシュ。理由は後述するとして、走り終わった後に支給された牛乳を誰も飲まなかった(飲めなかった)と告白していました。その理由はというと……

博多方面からやってきた聖火リレーのペースがやや遅れ気味ということで、聖火を受け取る前に速く走るように指示されたらしい。もちろん事情を知らない中学生たちは「いやいやリハーサルとペースが全然違ええええーーー!」となったそうです。

そんなこんなでコーナーのラストで紹介された一言。超スピードで駆け抜けた岩井さんの「一歩ずつ前へ!」も心に響きましたが、伴走者を務めた山中さんの「本番は違うぞ!」でスタジオが爆笑に包まれていました。

──う~ん、とても素晴らしいコーナーでしたね~。なんとも言えない青春の思い出をありがとうございました!

関連リンク:ヤスくんが行く聖火の道 | NHKあさイチ – NHKオンライン

・今回ご紹介した店舗の詳細

店名:岩井種苗店
住所:福岡県田川市伊田町9-1
時間:9:00~18:00
休日:日曜日

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