・シャッターアート
日中ほとんど人がいないシャッター商店街を歩くと、なんとなく暗く悲しい気持ちになってしまいますが、福岡県田川市の伊田商店街は「閉じているシャッター」に華やかな絵を描くことで “インスタ映え商店街” となりました。
もともとは、商店街活性化を目指す地域おこし協力隊の大平隊員がスタートさせた企画。「なんだか楽しそう」という空気が広がり、近所の大学生たちも仲間に加わって次々と新作が誕生し、ちょっとした観光地となったのですが……さらに!
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※モデル=大平隊員
田川市内各地で活動している地域おこし協力隊員たちが協力し、週に1度、商店街で「公式輪投げ」を広める体験会を実施。
お年寄りの「外に出る理由がほしい」という声がきっかけでスタートした「輪投げ」 & インスタ映えする「シャッターアート」の “W効果” で、徐々に商店街に活気が戻りつつあります。
・輪投げのシャッターアート
その流れで、今回ご紹介するのは「輪投げのシャッターアート」。大平隊員が、輪投げの聖地となりつつある田川市にふさわしいアートを制作中と聞き、どんな感じに完成するのか気になったので見学に行ってみると……
何やら「謎のキャラクター」を描いているようですが、こちら東峰村の「とほっぴ」なるキャラクター。先日、東峰村の地域おこし協力隊員と輪投げ勝負をした(その時の様子は後日紹介します)ので、ざっくり言えば「その時の記念アート」というわけであります。
ちなみに、奥にいる桃のキャラクターは伊田商店街のマスコット「ふうじ3兄弟」で、1から9まで書いてある白い四角は「公式輪投げのボード」です。
で、見学だけでは面白くないということで、私もシャッターアートのお手伝いをすることにしました。マスコットたちが投げる「輪」を描くだけですがけっこう緊張。その時の様子をめっちゃ早送りで紹介します(スマホの電池が切れたため、動画は途中で終了しています)。
そして……完成したのがコチラッ! 東峰村の「とほっぴ」と伊田商店街の「ふうじ3兄弟」が楽しく輪っかを投げまくっていてイイ感じ。
──ということで、商店街を盛り上げる地域おこし協力隊の「シャッターアート」と「輪投げ」を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。