・2019年の夏
田川伊田駅のスグ横のトンネルといえば、ついこの間まで「自転車の駐輪場」的なイメージがありましたが、駅舎の改修にともない、トンネル内がご覧の通りきれいさっぱりになりました。放置自転車も一掃されたのかな。んで、完成したのがこちら。
「作兵衛トンネル」です!
トンネル内には、「ユネスコ記憶遺産」に登録された炭坑絵師・山本作兵衛さんの作品をモチーフにした絵がたくさん。こちらイラストレーターの黒田征太郎さんが描いたもの。あと、たしか子供たちも煙突とか描いたのかな。
そういえば以前、後藤寺商店街の「街なか図書館 美術館」でも、黒田征太郎さんの作品が展示されてました。トンネル内に作品が展示されることで、炭坑画が身近な存在になりますね~。これマジでけっこう重要なことです。
・駅舎内も見学しました
さて、トンネルついでに、完成間近の田川伊田駅舎内も見学してきました。入っていいのかよく分からなかったんですけど、鍵が開いていたからOKということでしょう。誰もいなかったけど……。
まずはエレベーターを利用して3階へ。駅舎3階から見える「風治八幡宮方面」の景色はこんな感じ。きっと昔と変わっていない部分も残っているはず。懐かしく感じる人もいるかもしれません。
そして何やら、自動販売機やらテーブルやらがあって、駅ホーム方面には、気持ち良いテラス席なんかもありました。すぐ下にホームも見えます。
ずーっと誰もいなかったので、さすがにチョイ不安になりました。階段を使って1階へ戻ります。昼間だったので、営業しているらしい2階の店舗はチェックできず。残念ですが仕方ありません。ちなみに、1階の待合室はもう開放されていましたよ~。
貼り紙によると、待合室は9時~19時まで開放されていて、近日中に「フリーWi-Fi」になるのだとか。で、室内には鉄道模型も展示されていました。
駅舎については、また完成後に詳しく報告することにしましょう。つづいて紹介するのは……池田エライザ監督の映画作品『夏至るころ』についてです!
・各SNSを要チェック
以前の記事でも紹介しましたが、この夏、女優の池田エライザさんが田川市を舞台にした映画を撮影しています。詳しくは、各SNSをチェックして情報を追ってください! まずチェックすべきは映画の公式Twitter。
ムロツヨシさんからもカレーの差し入れが届きました!実行委員会の皆さまが食事面、移動面を中心に毎日支えてくださっているので現場がとても暖かいです。ありがとうございます。 pic.twitter.com/e6i6s0b1aj
— 【公式】映画「夏、至るころ」~ぼくらのレシピ図鑑page.2ふくおか田川編~ (@natsuitarukoro) August 27, 2019
そして、田川市シティプロモーション映画製作実行委員会のInstagramでは、撮影の裏側も見ることができます。要チェックでしょう。写真を見ただけでも田川市出身の方なら「あ、あそこで撮影してるんだな」って分かりますよね。フォロー必須であります。
──というわけで、2019年の夏、田川市はかなり盛り上がっていました。おそらく映画公開予定の2020年以降も、聖地巡礼の観光客がガンガン訪れるはず。さあ、みんなの力で田川市をもっともっと盛り上げましょう!
▼今月の1枚はこちら(新しい田川伊田駅舎をカメラアプリでレトロに撮影しました)
関連リンク:女優・モデルの池田エライザさんが田川市を舞台に青春映画を撮るぞぉぉおおお!